日本語能力試験
最上級 第4回
文字・語彙・文法
解答

問題Ⅸ 次の文の_______にはどんな言葉を入れたらよいか。1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。

問(1)ノーベル賞を受賞したT氏は、少年時代、劣等生だったという。あの人_______そうなのだから、わが子が劣等生だからといって深刻に悩む必要もない。
1.だけが
2.にとって
3.にして
4.ともなると

問(2)わたしは子供のころから物事を決めるのが遅くて、ずっと悩んできた。たとえば、友達に旅行に誘われても、_______、すぐに返事をしないで、いろいろ考えているうちに時間がたってしまう。いつのまにか友達もあきらめ、旅行はとりやめになってしまい、残念に思うことが多い。
1.行きたくないわけではないが
2.行きたくないから
3.行きたいわけではないが
4.行きたいというより


問(3)これからの日本人は、国際人をめざすべきだという人もいる。しかし、日本に対する客観的な視点が欠けている人は国際人をめざす_______、国際という言葉を口にする資格すら疑わしいのではないか。
1.どころか
2.からして
3.ばかりか
4.ゆえに

問(4)小さな個人商店を世界的な企業にまで成長させたH氏は、自分の人生を失敗の連続だったと語ったことがある。氏のように失敗に耐えられる_______、成功は望めないということを改めて思い知らされた。
1.ばかりだと
2.ぐらいでないと
3.ぐらいだと
4.までもないと

問(5)子供の立場を考えずに、一方的に子供をしかりつける親もいる。だが、親は子供をただ_______。親子の関係は信頼関係に支えられているのであって、それなしには、子供は親に反発するだけである。
1.しからないともいえない
2.しかるよりほかにはしかたがない
3.しからないではいられない
4.しかればよいというものではない
 

back

www.JLPT.co.kr